赤ちゃんの色彩感覚と知育について

最近、赤ちゃんの色彩感覚と知育について調べる中で、子どもが気軽に本物の芸術に触れられる環境を整えることの大切さを改めて認識しました。
例えば、一般社団法人「日本こども色彩教会」のホームページには以下の記載があります。

色と言葉がけで、世界は変わる

『色と言葉が人の環境となり、人生を創っていくのだ』と、人や色と言葉に深く長く関わり脳科学や大脳生理学を学んでいくと、そう確信してきます。

日本こども色彩協会|こどもの習い事・知育教室と大人の資格講座 (kodomo-shikisai.com)

日本こども色彩教会は「色彩知育®法」』を提唱していますが、その「色と言葉がけでこどもの知性と個性を伸ばす」というコンセプトは「名画鑑賞」「読み聞かせ」「読書」を通じて脳の発達を促進し、想像力や感性を育む「おはなし名画シリーズ」や「おはなし名画をよむまえに」に通じるものがあると感じました。

子育てに役立つ発達心理学等を発信されているfaire Japan LLC.様のホームページにある「子どもの色彩感覚は一生もの」というブログ記事には「色彩感覚は生まれつきあるものではなく育てていくものなのです。」「波長である色は脳を刺激し、発達を促します。」「色彩感覚を育てることが結果として脳の発達を促します。」と書かれています。同様のことが、以前に読んだ七田式幼児教育で有名な七田先生の著書にも書かれていたことを思い出しました。知育業界では定説になっているのだと思います。
これを裏付けるように「乳幼児期の視覚体験がその後の色彩感覚に決定的な影響を与える」という研究結果が一般財団日本生理学のページで発表されています。

子どもの能力が発達するには「時期」が大切で、この「時期」を逃すと、その後、習得するのが難しくなります。この「時期」のことを「敏感期」あるいは「臨界期」と呼びます。詳しくは社会福祉法人 北中央福祉会 あゆみ保育園「色彩を通じて育まれる感性」に書かれていますが、敏色彩感覚にも敏感期があります。赤ちゃんは生後1か月には黒・白・グレーの濃淡をぼんやり認識でき、6カ月を過ぎる頃にはほぼ全ての色を認識できます。5~6歳になるとそれまでに吸収した膨大な色の情報を整理、分類し、更には言語化出来るまでに成長します。つまり、この時期までにその人の色彩感覚の基礎が出来るのです。

多くの知育に関する方法論で共通して語られているのが「敏感期を迎えた子どもに親がしてあげれることは環境を整えてあげることだけだ」ということです。豊かな色彩感覚を身に付けるための最高の環境は「おはなし名画をよむまえに」で用意してあげることができます。

「おはなし名画をよむまえに」は0~6歳位の幼児が自然に楽しく名画と触れ合うことが出来る名画絵本です。

色彩感覚を更に伸ばし、感性や想像力を育むのが「おはなし名画シリーズ」です。子どもから大人まで楽しめます。

おはなし名画
おはなし名画 チラシ

また、新おはなし名画シリーズの「対訳 鳥獣戯画」と「北斎の富士」は英語の対訳付ですので、英語教育にも活用できます。

これからも「知育」「発達心理学」「色彩教育」等について勉強して、発信していきますのでよろしくお願い致します。

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