赤ちゃんはいつから色が見える?色彩感覚の発達と知育のポイントを解説

赤ちゃんは、いつごろから色を見分けられるのでしょうか。
また、幼いうちにどんな色や絵に触れさせると、感性や想像力を育てる助けになるのでしょうか。

子どもの発達について調べていくと、乳幼児期の視覚体験や色との出会いが、その後の感性の土台づくりにつながると考えられていることが分かります。実際に、色彩教育や発達心理学の分野でも、幼い時期に豊かな色彩環境に親しむ大切さが語られています。
まずは、赤ちゃんの視覚の発達について見ていきましょう。

赤ちゃんはいつから色を見分けられるのか

赤ちゃんの視覚は、生まれてすぐに大人と同じように発達しているわけではありません。
一般に、月齢が進むにつれて少しずつ見える世界が広がり、色の違いも認識できるようになっていくとされています。一般社団法人「日本こども色彩教会」のホームページにも生後1か月ごろには黒・白・グレーの濃淡をぼんやり認識し、6か月ごろにはほぼ多くの色を認識できるようになるという流れが紹介されています。こうした発達の時期に、子どもが多様な色や形に自然に触れられることには、大きな意味があります。

『色と言葉が人の環境となり、人生を創っていくのだ』と、人や色と言葉に深く長く関わり脳科学や大脳生理学を学んでいくと、そう確信してきます。

幼児期の色の体験が大切といわれる理由

幼児期は、まわりの世界を五感を通して吸収していく時期です。
とくに色は、ことばをまだ十分に使えない小さな子どもにとっても、直感的に受け取れる大切な刺激です。

色彩教育や発達に関する考え方の中では、幼い時期の視覚体験が、その後の色彩感覚や感性の土台づくりにつながると重視されています。faire Japan LLC.様のホームページにある「子どもの色彩感覚は一生もの」というブログ記事にも、乳幼児期の視覚体験や色の蓄積が、その後の整理・分類・言語化につながっていくという説明がなされています。

色彩感覚は生まれつきあるものではなく育てていくものなのです。

波長である色は脳を刺激し、発達を促します。

色彩感覚を育てることが結果として脳の発達を促します。

一般財団日本生理学のページにも「乳幼児期の視覚体験がその後の色彩感覚に決定的な影響を与える」という研究結果が発表されています。

生後間もないサルを、1年間、単色光照明だけで飼育した。このとき、網膜にある3種類の錘状体を全て賦活できるように、単色光の波長を1分間毎にランダムに変化させた。その後、単色光照明で育ったサルの色覚を検査したところ、色の類似性判断と恒常性に障害があることが明らかになった。単色光サルは見本の色によく似た対象物を選ぶという類似性判断の課題では、正常サルとは極めて異なった結果が得られた。この結果は、単色光サルが、正常サルとは異質な方法で色を分類していることを示している。

このように、色の体験は“いつ・どのように与えるか”が重要です。では、その「適切なタイミング」とはいつなのでしょうか。それを考えるうえで重要になるのが、「敏感期」という考え方です。

色彩感覚の発達に大切な「敏感期」とは

子どもの能力が発達するには「時期」が大切で、この「時期」を逃すと、その後、習得するのが難しくなります。この「時期」のことを「敏感期」あるいは「臨界期」と呼びます。色彩感覚にも敏感期があります。赤ちゃんは生後1か月には黒・白・グレーの濃淡をぼんやり認識でき、6カ月を過ぎる頃にはほぼ全ての色を認識できます。5~6歳になるとそれまでに吸収した膨大な色の情報を整理、分類し、更には言語化出来るまでに成長します。この時期の体験が、その後の色彩感覚の土台づくりにつながると考えられています。多くの知育に関する方法論で共通して語られているのは、敏感期を迎えた子どもに親ができることは「環境を整えてあげること」だという点です。

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こうした環境づくりの一つとして、家庭でも取り入れやすいのが名画絵本です。とくに「おはなし名画をよむまえに」は、未就学から小学校低学年のお子さまが自然に楽しく名画に触れられるよう工夫されたシリーズです。

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