葛飾北斎の富嶽百景(初編)

先日、実家の書斎で沢山の北斎本を見つけました。北斎漫画、絵本挿絵、絵手本に混じって富嶽百景が2冊もあるので理由を聞いたら、1冊は初編とのこと。「対訳・北斎の富士」を制作しているときに購入したのだそうです。

「おはなし名画シリーズ」には北斎関連の本が2冊(葛飾北斎対訳・北斎の富士)あります。シリーズを始めた私の母が北斎に熱中していたためで、資料にもかなり読み込んだ形跡が見られます。暫く本を眺めていると「私はもう見ることはないから、良かったら持って帰って」と言われました。

「あの情熱はどこにいってしまったのだろう?」と少し寂しい気持ちにもなりつつ、富嶽百景の初編の方を借りてきました。

外見は年季の入った貴重な歴史的資料といった趣ですが、中身はかなりボロボロです。これ以上、損傷させたらいけないと思い、2枚ほど写真を撮ってすぐ閉じました。

11~12ページ
32~33ページ
重厚な外観です

パラパラ見ただけですが、初見の作品も沢山あり興味深かったです。

初編ではない方はもう少し状態が良いかもしれないので、そちらを借りてゆっくり見ようと思います。

北斎が富嶽百景を描いたのが百数十年前、母が北斎を読み込んでいたのが10数年前。色々と時間の重みを感じました。

本書では富士山に魅せられた天才絵師葛飾北斎が「富士山」と「富士山を見る人々の暮らしや文化」を描いた28枚の作品を、大江健三郎氏のノーベル賞受賞講演の翻訳された山内久明先生の格調高い英文付きで楽しめます。

B4変形 36ページ
作品点数 28点
本体価格 ¥2,000(税別)

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